かすろぐ

バイク(SRX4)やカメラその他いろいろなことをだらだらと…

Bituboのカートリッジのインストール

SRX界隈(ほぼ箱根周辺)をその圧倒的な性能で席巻しているビチューボですが、ついに僕のSRXにもインストールされました。

Bituboについて

BituboのSRX用のインプレなどはこちらから。(どちらもa1さんから拝借)

ストリート編

サーキット編

youtu.be

 

なおSRX用はBSFactoryから購入可能です。

お世話になってるBSFactoryとBituboの輸入元であるGarudaさんがにSRX用に共同開発したものです。
自分のZ900RS用と比較しても2万円くらい高いですが、それでもつける価値はあると思います。

まぁ自分の場合は倒立化(パーツ+ワンオフ)→Z900RSのインナーがつくように加工(延長アダプタワンオフなどなど)からの導入なんで、ぶっちゃけSRX用のカートリッジ2本+α買えるくらいの値段は優にかかっちゃってます。

元からこいつを知ってればこんな遠回りせずに済んだのに...という思うがないかと言われれば嘘になっちゃうかもしれませんw

 

さて前述の通り、ガワは3XV用ですが、インナーはZ900RS、ボトムとトップは3XVSPR(ねじピッチが違う)となっており、バネレートを落としたZ900RS用のBituboのインナーカートリッジをいれました。いや入れてもらいました。

SRとかSRXでTZR250Rの倒立を流用してる方は多いと思いますが、コメントとかでもあまり見かけないので多分バネレートとかアウター延長とかはあまり需要無いんだろうな~って気はしてます。

僕も見た目優先で付けたんでまぁ気持ちは分かりますが。

 

さてカスタムはいつものBSFで。

実際の作業といえば…僕は何もしてないので割愛して早速インプレから。

まぁちょくちょく加工は必要でしたがそこはさすがの魔改造基地といったところでしたね

 

ちなみにインプレは装着当夜~翌日のMan3コース試走までの2日間通しての感想です。ほんとはMan3コースx2日を計画してたんですがあいにくの雨で本チャンのMan3のほうが中止に。

インプレ

コーナリングについて

まずどこから書こうか悩みますが、直近のブログで書いたMan3で感じたコーナリング時の入っていかなさから。

www.kasuteraudon.work

入っていかない、というか突っ張るというか、うまく言語化できないんですが...。

おそらくある程度荷重がかかった状態からの戻りが鈍くて旋回時にフロントの重さを感じてたのかな?って気は今ならします。ここら辺はずばり解消されました。

バネレートの関係もあると思いますが、バイクが踏ん張ってる状態からさらにスムーズにフロントが動いてくれるのでラインも取りやすいですし、ラインの修正も容易になりました。

そもそも最も身近なコーナリングといっても過言ではない交差点での右左折ですら顕著に変化を感じたのはびっくりしました。

旋回半径が明らかに小さくなりますし、自分の中でのコーナリングのイメージと実際の走りとの差が少なくて、「あれ、自分ってこんなにバイクをうまく扱えたんだ」っていう感覚が誇張抜きで湧き出てきます。

「あ、今キレイに曲がれたな~」って感覚がほぼ毎回来る感じです。

バネレート落としたのでちょっとフロントが下がったかも。

あと、フロント握ってお尻をずらして頭入れて...っていうきっかけに対してちゃんと車体が反応してくれるのが手に取るようにわかるようなり、だいぶコーナリングの解像度が上がった気がします。

それがスタンダードなんでしょうが、今まではそこまでクイックに車体が反応しなかったので、ここは大きい違いでした。

交換直後でバネがなじむまでは正直そんなにか...?って感じでしたが、馴染んでからは上記の違いが顕著に出てきてすごく乗るのが楽しくなりました

 

装着翌日のman3コースでは椿ラインでは最初こそちょっとそのタイトさになれませんでしたが、だんだんバイクの動きがわかってくるとぐいぐい曲がれるようになったので途中の展望台以降はずっとニヤニヤしながら走ってましたw

もう少し体重移動とフロントへの荷重を意識すればもっとうまく曲がれそうですし、フロントタイヤももっときれいに使えるのかな~とか。今まではどうしてもフロントに対する不安感というか信頼のなさがあったので意識的に突っ込めてなかった気がするのでそこら辺も変わっていけそうです。

タイヤはQ5S。α14の時もそうでしたが、DUNLOPのプロファイルだとリアはキレに使えてもフロントがちょっと余っちゃうんですよね

ギャップについて

お次はギャップに対する挙動ですかね。ここら辺もコーナリングとかにも関係してくるところですが、主にギャップが気になるのは高速域でギャップをつかんだ時だと思います。某所のストレートで○60kmくらいまで出しましたが、ねちっこく路面をとらえ続けて多少の路面の荒れももろともせず車体を安定させてくれていたのでだいぶ安心感が違います。

またギャップが一番怖いのは高速コーナーの中でハンドルを取られることだと思いますが、ここはギャップをつかんだ後のフロントのリカバリが早く、前に感じていた外にはじかれるような感じがなくなりました。

そもそもライン修正がしやすくなったのであまりデカいギャップをつかむ、といったことがなかったからかもしれませんが。

伊豆スカイラインの冷川超えて天城高原に行くときに結構あれてるコーナーがあるんですがそこでも別に怖さは感じませんでしたね。


あと、軽量ホイールあるあるで純正ホイールより路面からの情報が多すぎてノイズに感じるというか、情報過多になって乗りにくくなるというのがあると思います。

コーナリング時にはジャイロ効果の減少でクイックでひらひらした乗り味にできたりメリットは多いんですが、どうしてもそことトレードオフで全体的な乗り味の悪化は避けられないのが軽量ホイールだと思ってました。

ただ、今回のカートリッジでだいぶそこが改善され、フロントフォークでいい感じに情報の取捨選択をしてくれるんで乗り味がだいぶ変わりました。まぁ逆にえばそこまでしないと...ってのはあるのかもですがw

 

ひとまず前脚はすごーくよくなったので、サーキットの走行会とかもいってみたいですね~わくわく。

 

番外編:リアサス

文字数が2700字を変えたので別記事にしますw(疲れた)